Posted on 20/08/2018 in 生活
離島生活に対する憧れを抱いている人は少なくないかもしれないが、実際に島暮らしをするとなると不安に思うことも多いのではないだろうか。
住居、暮らし、仕事など、島暮らしをするにあたって気になることはたくさんある。まず、住居についてだが、よくあるのは島にある空き物件を借りたり、町営住宅や村営住宅に入るのが一般的である。大きな島だとアパートなどもあるが、小さな島だと物件の数が限られてくるので、自分が住みたい島に親せきや知り合いがいない限り、物件を見つけるのが困難なケースが多い。よって、寮付きの仕事に就いて住居を確保するという方法がある。そもそも、不動産屋がない島が多いので、集落の人とやり取りをしながら物件を見つけるということも珍しくはない。
それから、暮らしに関しては、人付き合いが非常に重要になってくる。離島の人間関係は濃厚である場合が多いので、人付き合いが苦手な人には向いていないと言えるだろう。濃厚な人間関係を受け入れ、島の人たちに馴染んでいかないと、島内で孤立しまう。人とあまり親密に付き合いたくないけれど、どうしても島暮らしをしたい場合には、自分と同じように移住してきた人たちが多く集まる場所を探して、そこに住むという方法しかないかもしれない。
そして最後に、離島での仕事探しのポイントは、仕事を探すというよりも自分がその島で何ができるかを考えることだ。農業や漁業など、自分ができることを仕事としてやっていくのが良いと言えるだろう。また、医療従事者なら、派遣という形で一時的に離島で暮らすことも出来るかもしれない。